お歳暮
11月になると、早くもお歳暮の売り出しがはじまる。
一足早い歳末商戦のゴングが鳴るのです。
この時期、デパートでは揮毫士と呼ばれる人たちが大活躍する。
たいていは、習字の上手な年配の方たちです。
お歳暮の時期のパートタイマーとして、のし紙に筆をふるうのです。
「歳暮」とは、もともと「1年の終わり」という意味だが、いまではおもに歳末贈答品の意味でつかわれています。
昔は年越しにさいして、次のようなしきたりがありました。
年始、年神様を迎えるための供え物を、暮れのうちに親元や親せきに持参し、配ってまわったのです。
この習慣がやがて血縁にかぎらず、お世話になった人に贈り物をする「お歳暮」の習慣となっていった。
現代でもお歳暮には新巻き鮭を代表にして、正月用の食品が選ぼれることが多い。
これも古い慣習の名残といえるでしょう。